静岡市葵区伝馬町にある小学生、幼稚園向けSTEM教育・プログラミング教室「ステモン静岡」です!
今日はいつもとちょっと違う活動のご紹介。
ステモン静岡校では「文章題専門算数よみとき」という『絵を描いて算数の文章題を解く』というカリキュラムを用意しています。
よみときでは算数の力はもちろんのこと、「読解力」「思考力」を伸ばしていきます。
それと同時に、文章題を解くこととは縁がなさそうな「コミュニケーション能力」を身につけてもらうことも実は大きな目的としています。
よみときには主に3つのメソッドがあります。
1つ目は、文章題を絵や図に表現してもらうということです。
文章を読んだうえで、自らの手で絵や図に表現することで、何をどのような手順で考えたのかを自分の中で明確にできます。
このメソッドは直接コミュニケーション能力に起因するわけではありませんが、自分の中で思考のステップを明確にできるようになることで、他人に表現するための頭の中での準備が容易になります。プレゼンテーションを想像して頂くとわかりやすいでしょう。
思考プロセスが明確だと、キーワードを抽出して要点を表現するプレゼンテーションの制作がスムーズになるのです。
2つ目は、文章題を読む際に登場人物や尋ねられていることに下線を引く作業を習慣づける事です。
常に尋ねられていることが何かを考えることによって、考える事が習慣化し、問題の論点を的確に捉えられるようになります。
実際の会話においても、相手の発言や質問の論点を的確に捉えることで、お互いにストレスの無い円滑なコミュニケーションが生まれるということはイメージしやすいでしょう。
そして最も重要な3つ目は、文章題を絵や図で表現した後に、解法や数学的思考を他人に自分の言葉で表現する機会を設けるということです。
もちろん文章を読んで絵や図に表現することがメインではありますが、それだけでは自分の世界の中でのアウトプットに留まってしまいます。
生きていくうえで必要なのは、自分の考えや意見を的確な表現で自分の外の世界に表現することです。
この3つのステップを踏み、「読解力」「思考力」「コミュニケーション能力」を育みます。
そしてステモンのカリキュラムは「楽しい」が大前提。よみときは大人がやっても楽しいですよ!
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